アンディ・ウォーホルの作品が気になりだしたのは、
ごくごく最近になってからです。恥ずかしながら。
知らなかったわけでも、嫌いだったわけでもないし、
美術館でも度々鑑賞しているのに、
あまり心にピンと響くものがなく、
また、共感もおぼえませんでした。
今年になってから、ティファニーがクリスマスのグリーティングカードのために
ウォーホルにオーダーしたという作品を集めた、小型本を入手しました。
新しいものではありませんが、私にとってウォーホルは、今が“旬”なのかも。
ユーモアをたたえ、健康的でぽっちゃりした
薔薇色の天使たちは、
動きも活発なように見えます。
いたずらもしそうな感じです。
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薔薇色は、あくまで優しげで温かく、
例えば、有名なトマトスープの缶の絵の赤や
モンローの絵の中の黄色のような、力強い刺激めいたものは影を潜めています。
実際には薔薇色を使っていない作品まで、薔薇色に輝いて見えるような印象。
ウォーホルの中にあったキュートな部分が、
時空を超えて、私をつついてくれるようです。
いよいよ、一年のうち、天使が最も似合う月がやってきました!