亡くなった叔母の一人に、とてもおもしろい人がいました。
「卵を産んだ夢を見た」とか
「特大のアルプス犬を飼いたい!
嫌いな人のところにわざと連れていって、行け、噛みつけ、って命令したい」
とか言っていたと思ったら、
「白っぽいバッグに飽きたので、ボールペンで塗ってみた」
(結果は、暇がかかりすぎて、ムラムラができて、雨にも濡れてシミもできて、大失敗)
などと、とにかくとっぴでおもしろい、しかもとびきり美しい人でした。
私は、このとっぴなところだけを引き継いでいるのです。
昨晩、ベッドに入った途端に、
「そうだ。にっこり笑った顔をしたら、明るい気持ちになってくる、
という研究結果が出た、と誰かがテレビで言っていたなー。
にっこり笑った顔をしたまま寝てみたら、楽しい夢ばかり見るかなー。
それで、もしもそのまま心臓がストップしてしまったら、
にっこり微笑んだままの死に顔になるんだろうかー」などと
どんどんとっぴな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え、
顔の筋肉は疲れてしまい、とうとう2時間も経過してしまいました。
さあ、今日もおとなしく生きてみようっと。
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