駅伝の区間賞。
ある特定の区間を走った選手たちのうち、
最もタイムが早かった人がもらいます。(もちろんですね。)
箱根駅伝は、ラジオで聴くことが多いのです。
今年も往路から、ナガラをしながら(あてもなく)応援していました。
1月2日。往路のある区間で区間賞をとったのは、
たすきを受け取った時から、次へ渡すまで、
終始、最後尾(つまり、ビリですね)を走った選手でした。
チーム競技であるため、後続の選手たちに
少しでも楽をさせてやりたい、という思いからだったのか、
はたまた自分自身との闘いが主だったのか、
とにかく、この事実がずっしりと私の頭の中を多い尽くし、
静かに長く尾をひくような感動が、繰り返し襲ってきたのでした。
もちろん、よそのチームが同区間にどのような選手をぶつけるかによって
当然、個々の成績や順位も変動はするわけですが。
翌日から、この学校の記事が新聞に出ていないか、
インターネットではどうなのか、あちこち見てみましたが、
優勝争いにかかわっているチームや途中棄権したチームの報道ばかり。
身の回りに起こる出来事にも、見逃されていることのほうが多いことを
年頭から思いかえしたのでした。
数はそう多くないものの、記事を書く仕事もしている者としては
「漏れ」や「見落とし」の中から、価値のあるものを拾い伝える姿勢と
着眼の独自性とを、常に磨く姿勢が必要なことを、改めて学びます。
―――駅伝。
中学、高校とやってました。
陸上は『1日休むと取り戻すのに3日かかる。』
とよく先生に言われていたものでした。
駅伝は本当にどうなるか分からない競技です。
私にとって中学3年生、最後の駅伝が一番思い出深いです。
こんな私でもキャプテンをしていたのですが、
春にひざを痛めて思うように練習出来ず、
結果もズタズタでした。
そんな中、夏の終わりから本格始動!
もう毎日毎日走りこみました。
その年は2区を走ったのですが、
やっぱり後続に続くメンバーに少しでも楽をさせてあげたい
という気持ちでいっぱいでした。
すると、思いもよらない区間賞というオマケが付いてきた上、
県大会出場権までゲット!
今でもあの頃を思い出すと熱い想いがこみ上げてきます。
しかし、もう走れない・・・
今なんで階段ちょっと上ったくらいで息が・・・
・・・あ、長々とスミマセンでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿情報: コペン | 2008/01/07 12:55
コペンさん!
コメントうれしかったですよー。ありがとうございます。
今年もよろしゅうに。
コペンさんって、ランナーだったんですね!
優雅にお仕事している楚楚々々とした方かなあ、と思っていましたが・・・。
ちょっとびっくり。
やはり、「後続で走る仲間がいる」っていう思いが
「一人で走って競う」というのと大きく違うんでしょうね。
投稿情報: calvina | 2008/01/07 19:11