久しぶりのピアノ・リサイタル。
それも、ショパン・コンクールで名を上げた演奏家の
オール・ショパン・プログラムでした。
2時間半のうち、後半はショパンの練習曲(あわせて24曲)。
アンコールもすべてショパン。
こういうプログラムを生で聴くのは初めてだったかも。
蒸し暑い最中に脳みそに涼風を送るには、なかなか良いひと時でした。
冷房のきいた部屋で、CDを流しっぱなしにしても良いかもしれません。
ピアニッシモのそれぞれの音の粒が際立ち、
きらきらと光るように弾く人、
「ポーン」「バーン」とはっきり主張する長音が、
華やかさともの悲しさを一度に伝えるような演奏をすることができる人、
そんなピアニストが、特に好きだなあ、と思います。
・・・ところで、ショパンさんって、舞曲をたくさん残していますが
自分でステップ踏めたのかしら・・・ね。
ショパンを弾く人たちも、マズルカとかポロネーズとかいう
舞曲のステップを自分の足で刻んでみると、
演奏にも新たな発見があるのでは、と
個人的には思っていますが、いかがなものでしょうかね。
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