読んでみました。
頭の中を大掃除してくれるような本でした。
「色を考える本」というよりも、
「白という色を使って、ものの見方や考え方を見直す本」。
例えば、次のような記述は、一度読んでしまうと
もう脳みそにこびりついて離れませんね・・・
「美しさは創造の領域に属するものと考えられがちだが、
何かを生み出すのではなく、ものを掃き清め、拭き清めて、
清楚を維持するという営みそのものの中に、
むしろ見出されるものではないかと思うようになった。」
文字数はそう多くなく、軽いのに、味がじわりと出てくる‘サキイカみたいな本’。
海外の友人たちにも読んで欲しいなあ、と思っています。
今日は、平和のことについて考える日。
このところ何年か続けて、思うところがあって白い服を着て過ごしています。
※この本の詳細は、画面右側の『本棚のコーナー』にご案内済みです。
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