「ジュリエット・ビノシュがダンスを踊る」というふれこみの
公演を(滑り込みで)観ました。
共演したのは、アクラム・カーンという有名なダンサー。振り付けも。
インドにルーツを持ちながら、イギリスで生まれ育ったという人で、
いわゆる大物との共演によって、耳目を集めることでも知られています。
本当は、もっとソロで何をやってくれるか観たい人なのですが・・・。
ビノシュは、台詞やパントマイム・ジェスチャーめいた動きと
ダンスめいた動きの組み合わせで、けっこう頑張っていて
映画から受けていた、エレガントで物静か、そしてデリケートな印象は、
彼女の作り出した一部の産物でしかないのか、と思った次第。
大変アクティブに動き回っていましたから。
「ある男女の風景」を切り取ってダンス仕立てにした、という作品でしたけれど
いまひとつストレートに感動が湧かなかった、というのが正直な感想。
1時間10分に対して支払う金額もかなり高かったですし。
「興行」「マネージメント」が先行?という風に感じなくもありませんでした。
ビノシュの名前をパソコンに打ち込んで変換しようとしたら「美の種」と出てきて
むしろ今日はこっちのほうに感動してしまいましたっ!
※終了した公演ですが、写真をちらと観たいかたは、こちら↓↓↓から
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_ini.html
コメント