ロンドンのリバティー百貨店が開発し、
出し続けているリバティー・プリント。
小花模様が散ったタナ・ローンという生地。
近眼の私ですが、遠くから見ただけで
「あー、リバティーのね」と見分けがつきます。
昨年から今年にかけて、
たくさんのブランドやメーカーが、
この生地をじゃんじゃん使った服や小物を
いろいろなデザインで出しているので
寒さが去った頃から、また着始めました。
リバティー・プリントの良さは、この上質のローン生地でないと
活かし尽くされない、と思っています。
もともと絹地が高価すぎて購入できなかった階層向けに
開発された商品で、絹のしなやかさ、軽さ、そして艶と、
綿の強さや扱いやすさを併せ持つところに素晴らしさがあります。
(リバティー百貨店では、もちろん絹地の商品も手がけていますが。)
例えば、化繊の生地、綿の厚ぼったい生地に同じ柄をプリントしたものは
「本物のDNAのほんの一部」しか残していません。
それでも、長く保管されている古典柄だったりすると、
思わず手が伸びてしまうこともあります。
※今春の小花模様コレクションはこちら↓↓↓から
http://www.liberty.co.uk/fcp/categorylist/dept/fabrics_floral?resetFilters=true
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