「あぁ。本格的に蒸し暑さが厳しく襲ってきた・・・」と思ってから
まだ一週間くらいしか経っていないというのに、
ちまたではバーゲンセールが始まっています。
その前に、「会員限定のシークレットセール」というのも
やったりしていましたから、夏が来る前に夏物をセールにかける、
ということが、当たり前になっているわけですね。
「僕はセールのために服をつくっているんじゃないぞっ!」と怒った
某メーカーの企画担当者の気持ちが、少しわかるような気がします・・・。
シーズン先取りで準備した商品が、その季節に入るか入らないか、
というところで、もうセールにかかってしまうなんて。
今週、ときどき覗いていた古道具屋さんが閉店してしまいました。
若い女性が一人で切り盛りしていました。
私は‘お得意さん’ではありませんでしたが、淋しい気持ちです。
「一人で店を構えていると、本当に行きたいところに
長期で仕入れに出かけられないので、思い切ってここを閉めて、
当面は、骨董市とか単発の催しに参加することだけに絞って、
直接お客さまとコミュニケーションをとることを大切に
もっと勉強しながら売っていきたいんです」と。
淋しいけれど、これはお別れではないし、出発でもあります。
普通のバーゲンセールよりも、こちらの閉店前のセールのほうに、
おもしろいものがたくさんたくさんありました。
眺めたり、触ってみたり、いろいろしてみました。
こういうところで気にいって見つけたものは、すぐに自分の生活に馴染みます。
製造された年代や国籍が異なっていても、不思議なくらいにすんなりと。
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