このところ、ずっと考え続けていることの一つは、
「若い時にかけていた手間でうまくいっていたこと、
若い時に「ここでぴったりとはまる」と気にいっていたこと、
そういうものは、歳をとるにしたがって、
どんどん外れてしまうのだな」ということ。
自分の状態も周囲の事情も、どんどん変わります。
説明しづらいのですが、
例えば、身だしなみの整え方でも、
気にいって肌身離さずつけていたアクセサリーでも、
ハッと気づくと似合わない方向へずれているのを発見する、
というようなことです。
美しく見えるかどうかよりも、
清潔で健康的で活力に満ちているようには見せたい、
という気持ちはますます強くなってきていますが、
以前よりも手間をかけて、普通に見えるかどうか、
というレベルにしか達していないような気がするのです。
日常の作業でも、以前よりももたもたして
同じことにより時間がかかっているような気もします。
神経ももっと使わなくては思う方向へ行けないのを、
自分ではっきりと感じる今日この頃。
毎日が試行錯誤で、「前進せずに揺れているだけなのでは」と
落ち込む日もあります。
まずは、このズレを直視する勇気とエネルギーが必要でしょうね。
そしておそらく、日常生活がルーティーン化して
頑なに固まってしまうのはバツなのでしょう。
美しいたたずまいのおばあさんになるには、
いったいどんな風に毎日を過ごせば良いのやら。
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