炊飯器の上にピョコンとのっかって
固まってしまっている小さな緑色のバッタを発見!
(良かったー、怖い虫じゃなくって。)
ちょっとだけ心の中で「どうしよう、飛び回ったらどうしよう」と
ビビリかけましたが、気を取り直して
透明ガラスのコップをささっとかぶせて
外へ連れ出して放してやりました。
どこから入ってきたのかな。 可愛らしい昼の訪問者。
暗くなると、戸締りをしていても、あちらこちらから虫の音が。
まるで襲うように入ってきます。
ボリュウムが大き過ぎて驚くこともあるくらい。
どんなに難しいことを抱えていても、
するすると心がほどけるようです。
人の耳も、年齢とともに老いてゆき、
ある一定の高さの音が特に聞こえにくくなることもあるのでしょ?
虫の音はどうなのでしょうか。
デリケートだから、聞こえにくくなりやすいのでは・・・
「耳に入ってくる音や響きやそれらの組み合わせが美しいから」
感動する、ということもあると思いますが、
「耳に入ったものを美しいと感知して、それを自分の中に
インプットできている、という事実に気づいたら、
これがなかなかスゴイことだったから」感動する、
ということもあるのかな、と、虫に教えられました。
音楽を聴く時には、脳みそも「鑑賞モード」に入っているのか
どこかで分析や批評の作業をしているのか、
全然別の感知のやり方をしているような気がします。
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