電車に乗って日帰りする計画を立てました。
都心から片道1時間半。 この町を訪ねるのは2年ぶり。
小さな駅の真ん前が、一面の梨畑になっていたり、
流れてゆく雲の様子が、真夏とは違っていたり、
乗り合わせたじいちゃんばあちゃんたちの会話が
耳に柔らかく深く入り込んできたり。
特別の見学もなし、ご馳走もなし。
でも、狙っていたとおり、気分がどんどん軽くなっていきました。
「ここらあたりもね、景気が良くないせいで、
店がいくつも閉じてしまったのよ。
特別の市(いち)とか行事とかが開催される日以外は、
静かですよ」と、古道具屋のおかみさん。
小さな男の子を連れた若いお父さんが入ってきて
長々居座っている様子。
父:「ビー玉がいろいろあるね。あっ。○○ちゃん、ぬり絵もあるよ!
買う? これはねぇ、メンコっていうんだよ。 お父さんと一緒に遊ぶ?
欲しいものがあったら、自分のおこづかいで買うんだよ。わかった?」
この高台に上るたびに、
写真を撮りたくなってしまいます。
まるで、定点観測みたいに。
トンボもたくさん飛んでいる、
日差しの強い秋の休日。
小さな駅は静まりかえっています。
この先に、私が住む町があります・・・
こんにちは。
まだちょっと汗ばむけれど、秋の初めの穏やかな日が、目に浮かぶようです。
「自分のお小遣いで買うんだよ。」ってところでは、ぷふふ・・・と、なってしまいましたが。^^)
スクラップのバター飴の缶、わたしにとっては、幼い頃からおなじみのものです。
でも、随分と久しぶりに見ました。
わたしには、クマがどうしても、カエルに見えてしまうんですよ。^^;
投稿情報: Asa | 2009/09/15 12:27
Asaさん!
コメントどうもありがとうございます。
「駄菓子屋や古道具屋などに、若い父と子で出かける、
などということが、今でもあるんだなー、いいなー」
と思いました。
お父さんが、とってもうれしそうだったのも、
なんだか見ていて気持ち良かったです。
「ふつうのスクラップ」にアップしたこのバター飴ですが、
北海道以外では、なかなか売っていないようですよ。
各地のデパートで「北海道物産展」を開催する時でさえ
あんまり出していないようですから。
「この飴、可愛いな」と思ったのは、
かえるのモチーフ好きのワタクシの心を
もしかするとコッソリ鷲づかみにされたからかもしれません。
そうかー、かえるに似ているのかー。
(もう、これからは、そのようにしか見えないかも。)
投稿情報: Calvina | 2009/09/15 20:42