極力、人ごみを避けて生活しています。
喉も弱いし、たちの悪い風邪をもらうと、一気に老化が進みそうな気がして。
人ごみの中で、ちらとファッション観察して、それをメモに書き残すのが
ほとんど趣味(文字でデッサンしている感じ)なのですが、
それもこのところ停滞気味・・・というか、
素敵だと思う人に当たる確率が急速に落っこちていますね。
みんなが着ている冬のコートを観ていると、「今季のものではないけれど
とても上等の生地で、仕立てもしっかりしている」というのを
大切に上手に着ている人が、本当に少ないと思います。
「最新流行の色と形・・・なのかもしれないけれど、ぺらぺら」というのが多い。
今までのものを、全部潔く捨ててしまってるってことなのでしょうか。
ちと淋しいです。
未だ幼稚園に通っていないくらい小さな女の子が、
小学校低学年くらいのお兄ちゃんと一緒に
連れられて歩いているのを見ました。
女の子は使い込んだ濃紺のピーコートを着ていました。
下は、丈長のスカート(かワンピース)、グレーのタイツ、
黒のエナメルのワンストラップ・シューズです。
コートは少しクッタリしていました。お兄ちゃんのお下がりかな。
こういう着こなしが上手な大人が少ないのは何故なのか、と
考えを巡らせています。
おおかたの日本人は、新しいもの、まっさらのものが、大好きです。
コメント