いよいよ上海万博の開幕が近まりました。
テーマソングが、日本の岡本真夜『そのままの君でいて』に酷似している、
というニュースに、「また中国ですか・・・」と思った人は多いと思います。
肝心の「岡本さん本人(あるいは事務所)へ、万博実行委からどのようなコメントが
正式に伝えられたのか」という点が、きっちり明らかになっていないところが
すっきりした気分になれない原因なのだと思います。
「もう時間も無いし、使わせてください」という申し出だけだったのなら、
そして、提示された(金銭的なものも含めての)条件が良かった
ということもあるのなら、本当にがっかり。
だって、本人のコメントとして、「光栄です」と発表されているんですよ。
国を越えたビジネス、お付き合い、という点でも、こういう単語は
使う前にもっと深く考えていただきたかったです。
どうしても使う理由があるのならば、その前に一本釘を刺してからにする、とか、ね。
「カルチャーを引っ張る仕事をする人の器」ということについても、考えさせられます。
一方、JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)って、
こういう時に何をしているんでしょうか。
「一般には見えないところで、今回もしっかり活躍してます」って胸を張れるのかしらね。
どういう風に決着するのか、この先もとても興味をそそられる事例です。
昇り竜・中国と日本との付き合いは、総じて発展する一方でしょうから。
と、いうよりも、中国との付き合い無しに、日本はもう発展できないでしょうから。
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