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「おとうさん、げいじゅつかって、なあに?」「生きて、地獄を見る人のことだよ」幼少時の岡本太郎と、その父・一平との会話。2011年2月26日(土)、岡本太郎生誕100年のその日に放映が始まったNHKドラマ『TAROの塔』の中の台詞です。このドラマ、もうこれだけで、あっという間に「満腹」に・・・。 ひぃ。
「バレンタインにプレゼントが来ない」というような愚痴をこの欄にこぼしたのに、よーく考えてみたら、親しい友人が手紙を書いてくれたり、「当日会えないから」ということで、お菓子を買ってくれたりしていたのでした。恵まれていることに気づかない大ばか者でしたね。 買っていただいたお菓子の一つは、 ピエール・エルメのイスパハン。 フランボワーズとライチのマカロン。
こちらはね、そのイスパハンの グラスデザート・バージョンみたい。 こちらの方がいくぶん軽いですね。 ライチの分量も味・香りも 普通のイスパハンより多い(強い)かな。それにしても・・・デザート1個の分量が多いです。皆さん、これを食後のデザートに食べるのかな。おやつの時間に1個・・・と思っても、ボリュウムがありすぎるかもなぁ、と思ったのですが普通は皆「ペロリ」なんでしょうか。 ヨーロッパの普通サイズ、ですかね。エルメさん、大きい人だしなぁ・・・。いただいた後に、ネットで復習してみました。イラン産のバラの名前と地名に由来しているお菓子だそうです。何より、プレゼンテーションが美しいので、強く印象に残りますね。http://beaualalouche.canalblog.com/archives/2006/12/27/3522288.html
西から汚染物質が風に乗って流れてきています。 黄砂も増えているのかもしれませんが、黄砂よりも怖ろしい汚染物質が・・・。視界がかすんでいるなら、洗濯物を外に出さないくらいの用心をしませんと。(実のところ、これくらいしか一般人には対策がありません。(怒))花粉対策でマスクを愛用している人もおられますが、「花粉も黄砂も汚染物質も通さないマスク」が無いと駄目かも。観測や研究をしている人たちの手元には、もっと正確(深刻)なデータがあるはずなのに問題が大きくなるのを懸念しているのか、一般には遠慮がちにしか発表されません。例えば、こんな↓↓↓程度。 http://www.nies.go.jp/whatsnew/2011/20110210/20110210.htmlこの後に、つい最近も通常の8倍を観測してしまったとか。http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/intro_riam/newsreport.htmlニュースでは「用心してください」と言っていましたが、何をどう用心しろ、と? そろそろ花たちも目を覚ます 良い季節に入るというのに なんだか心配なことです。
「ぶぜんかいひとつぶかき」と呼びます。 福岡県東部の豊前海で養殖されているもので、 大粒で味が濃厚で、「これを食べずに、春が 迎えられましょうか!」っていうほどです。 ←←← フライ。小ぶりのコロッケみたいでしょう?天然ものにこだわっている人にも、一度は試食していただきたいですよ。※ 『豊前海一粒かき』 詳しい説明は、こんなページなどからどうぞ。 検索していただければ、他にもいろいろな会社から取り寄せ可能です。 きっと他の地域にも養殖で「びっくりのおいしさ」を追求している人がいるんだろうな。
第144回芥川賞受賞作2点を読みました。http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm西村賢太 著 : 『苦役列車』朝吹真理子 著 : 『きことわ』読書力が落ちているのか、朝吹作品は何度途中から読み返してみても自分の腹にすんなり落ちてゆかない、というか、引力を感じませんでした。「たいそう美しい」「有望株である」という評判を、先に目にしていたせいもあったかもしれません。 先入観や予備知識って怖ろしいですね。一方、西村作品は、決して好きな作風ではないのに、私の中にぐいぐい入り込み、そしてそこから逃げ去るということがありません。(デフォルメされてはいても)「本当にあったこと」の持つ匂いや迫力に、無意識のうちに好感を持つのかも。 それから、「リズムで巻き込む力」かな。西村氏が「私(わたくし)小説」一直線で、先々どのような人生を歩まれるのか、次は何をどのように書かれるのか、興味深いところです。今回の最大の話題は「好対照」。 どちらか一作品だけが受賞していたら、随分つまらないことになっていただろうな、という感想を持ちました。
ニュージーランド、クライストチャーチの地震。本当に人ごとじゃないです。22日(火)日本時間19時過ぎに、日本の「視察」の人(3名)が成田から出発されましたが・・・皆さんネクタイにジャケット姿。少しくらい無駄が出ても(つまり、結果的には空振りになっても)、小規模でも良いから、最初から救援部隊を送り込む、という発想や手立ては無いものでしょうか。ネクタイしめた人じゃなくって、最初から救援や救護のプロと探索や救助の得意な犬で構成された部隊のようなものを。こうしている間にも失われる命があると思うと、毎回毎回「まず視察を」ということが繰り返されている状況には憤りを感じます。視察する頃には、こんな情報がいくらでも入手できるじゃないの・・・。
ブーツは似合わないのでほとんど履きませんが、 この冬は必要に迫られて、こっそり使ってみました。 足首の少し上までカバーする丈。シンプルな編み上げ。 普通のパンツに合わせたら、ブーツに見えないから こっそり使うには便利でしたね。 へへっ。でも、乗り物や駅やビルに入ってしまえば、足元に汗をかくほど熱くなることもあり、それに慣れていない私は、戸惑うことも度々ありましたな。今月いっぱいで、そろそろお休みさせようかなぁ。靴の中に掃除機をかけたり磨いたりする作業は、何故か好き。本当は、せっかくだったら、雪や氷の上でもガンガン歩けるような底にしっかり刻みが入ったブーツを持つほうが良いに決まっていますが、ごっつくなると用途が限られるような気がして、こんなのしか持っていません。北国に暮らす人たちには考えられない‘ヤワ’な装備です・・・。
今年1月半ばに公開されていたものを、先日やっと観ました。http://www.shochiku.co.jp/kabukiza-movie/前半が、当代の千両役者たちの思い出話や芸談義。後半に、昨春の最後の興行と、建物とお別れするまでの記録。楽屋裏や、屋根裏のような場所、そこで黙々と自分の仕事を続け、花形役者を支えている大勢の人たちの日常を、たくさんたくさん(休憩を挟んで約3時間)観ながら、涙がこぼれ落ちたのでした。主君が切腹して果てるその部屋の後ろ側に、ずらりと座る家臣たち。戸に阻まれ、客席からはほとんど見えないというのに、万感のこもった芝居でそこにずらりと控えている・・・。 たいそう美しい光景でした。 こんな角度から撮ったものは初めて観ました。取り壊される前のこの歌舞伎座に、もう少し早く記録のためのカメラが入っていたら、と、残念にも思ったのでしたが、「一番美しいものを、客席からだけ鑑賞してもらってこそ、ですよ」と先人たちはおっしゃるのかもしれませんね・・・。
「とってもおいしいなって目をつけていたら、そこの売り場は期間限定のフェアだったようで、その後しばらくは手に入らなくなり、最近になって常設の店を見つけたのでおつかいものによく使っているんですよ。しつっこくないし、皮がもっちりしっとりしていて好きです」 素敵なおつかいものをたくさんご存知の友人から 教えていただいた、黒砂糖風味のどらやき。 皮には米粉も入っていて、本当にもっちりした食感。コッテリ甘い饅頭系が苦手な男性に、試しに1個(だけ)与えてみたところ(笑)、素直に「おいしい」と言っていました。‘おつかいものメモ’に入れておきます。※ 黒船どらやき 詳細はこちら↓↓↓から 大元は、カステラ屋さんなのかしらね・・・ http://www.quolofune.com/cotalog2d.html
春を間近にして、淡いベージュや、はんなりしたピンクにばかり目が行きます。(実は、真っ白のドレスも春夏に向けて注目されているそうですが、それではますます難易度が増してしまいますもんね。真っ白ならTシャツ~シャツブラウスくらいがせいぜいかなー。)それぞれの人の肌の色に映りの良いトーンは、案外少ないのかもしれませんがとにかくいろいろなバリエーションの淡色を見かけるだけで愉しくなってしまいます。一色で良いから、新たに似合う色を見つけたいなぁ。 でも、淡色って難しいんですよね。何年か前に、ベージュ系の口紅を試してみたら、寝起きの顔みたいにしか見えずあえなく玉砕してしまいましたもん・・・。まだまだ真冬の天候が続いていますが、オーソドックスなトレンチコートとは違う、淡いベージュ色でつるりと光沢のある生地のコートを羽織って歩く女性を見ました。春を先取りするって、こういうことなのかな。ブーツだらけの街中で、コートの下からのぞくストッキングにシンプルな黒いパンプスが、カツカツコチコチと、歯切れの良い音を響かせながら、目の前を通り過ぎてゆきました。