『下着アヴァンギャルド宣言-鴨居羊子の小径-』
を観てきました。 かもい・ようこ(1925~1991)。
昨春、川崎市岡本太郎美術館で開催された展覧会の流れですね。
このところ、鴨居さんの下着や小物(ポーチやバッグなど)は
リバイバルというか、時代がやっと追いついてきたというか、
若い人たちにも人気を博していますよね。
ファニーフェイスの人形たちも人気。
もともと美術へ進みたかった人が、
新聞記者から下着デザイナーに転身、
「布で彫刻する」という自己表現法を見つけ、
それは事業としても成長しました。
展覧会場で一番気にいったのは、シンプルなペン画。
山本容子さんの銅版画にも共通項があるような・・・。
鴨居さんが活発に動いておられる時期に
もしもインターネットや最新の繊維素材に出会い、それらを気にいったとしたら
いったい何を見せてくれたんだろうな、と思いました。
「あたしゃねぇ、ちょっとブカッとしている、身体の線とは別物の
‘わが道をゆく’っていう下着で表現したいものがあるんだよ。
なにバカなことを言ってるんだいっ」って怒られそうです。
モノクロの顔写真を見ただけでも「迫力の塊だ」ってわかりますもん。
鴨居さんのお人形迫力ありますね。初めて見ました。
先日、日本工芸館で「天野可淡(あまの・かたん)」という人がつくった人形(少女、おおかみ)を初めて見ましたが、衝撃を受けました。
偶然の出会いでしたが・・・。
投稿情報: konomi | 2011/06/12 20:44
konomiさん!
天野さんという方の作品は観たことがありませんでした。
今、インターネットで少し拝見したばかりです。
早く亡くなっているんですね、この人・・・。
投稿情報: Calvina | 2011/06/13 02:41