かいつまんで言うと、大震災あるいは原発事故のダメージを受けた
15歳以上30歳以下の若者たちをカナダへ招待し、ホームステイや
勉学によって、明日を生きる希望を得てもらおう、というもの。
150名を予定しているそうです。 留学期間は2週間から1年間。
航空機代も滞在費も、すべて民間の寄付でまかなう計画だとか。
この民間というのが、「あの」サマンサタバサです。
今後、他にも賛同する企業が加わるかもしれませんね。
各国が「何ができるか」で知恵比べしている最中。
留学は、アイディアとしては素晴らしいと思います。
素朴な疑問ですが、被災している当事者たちには
どれだけ早く正確に、そして広く、この告知が届くのかな、ということ。
情報漏れのために、チャンスを逃す人が出ないと良いのですが。
「帰国後に直面する祖国や出身地の現実が、あまりにもつらい」
ということが起こらないように、アドヴァイザーやカウンセラーを
置くなど、きめの細かい精神面でのケアも、最初から
プロジェクトの中に加えておいていただきたいです。
「海外留学生くずれ」の様子をいろいろと見てきた者としては、
被災者の場合には、さらに特別な配慮を、と思わずにはおられません。
そして、いったんスタートしたら、息長く続きますように。
※ 「カナダ留学 ホープ・プロジェクト」
詳細はカナダ大使館の公式サイト↓↓↓から
http://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/study-etudie/hope-espoir.aspx?lang=jpn
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