朝日新聞「こころ」のコーナーの「生きるレッスン」に
秀逸な作文が載りました。筆者はあきかわ・てつやさん。
このコーナーでは、30歳前の人たちを対象にしているようですが、
いえいえ、(心がいつまでも30歳から成長しない)私の心にも
文字どおり沁み通ったのですよ。
テーマは「孤独を楽しむ」ということ。
明川さんは、こんな風に書いています。
「孤独をしみじみと感じる朝や夜があるなら、
それはまっとうにものが見え、聞こえている時だ。
(中略)
孤独だからこそ、越えられる。
(中略)
孤独とはボクらの存在基盤であるとともに、
越えていくためのチャンネルでもある」
平易でゆるがず、華美でもないのに、どこか美しく温かい文章。
痛いところをきっちりつかれたような、励まされているような。
これを機に、著作をいくつかまとめてチェックしてみようか、と。
「孤独を受け止める覚悟と体力が自分に本当にあるのか」
というところで、確信が持てなくなり、頭を悩ませている人も
今は多いのではないでしょうか。
年齢とは関係のないことなのでは・・・
ですから、たくさんの人に読んでいただきたいと思ったのです。
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