およそ1000年前、(現代で言うところの)モンゴル~中国~ヨーロッパ東部
~ロシアの領土にかかるほど広大なアジア北部地域を、騎馬文化で征した契丹王国。
現代日本語では「きったん」と発音します。
初公開の発掘品を含む展覧会が、九州国立博物館で開催されています。
3人の王女たちの愛用したアクセサリー、化粧道具、衣装、馬具など、
(文化の特徴なのか、経年でダメージがひどいのか)紙や布を使用したものは
ほとんどありませんが、金細工も石細工も陶磁器も建築も興味深いものばかりです。
例えばこの細い金のブレスレット、
時代を超越して素敵でしょ。
目が釘付けになりました。 こんなのが欲しいなー。
来年は辰年ですしね。
(この写真は展覧会の公式サイトより借用しています。)
アクセサリーのデザイナーやメーカーの人、必見の展覧会ですぞっ!!
充実した展覧会を観る効用の一つは、「そこらへんに売っているくだらないもの」を
衝動買いしないように、気持ちを制御することができるようになることです。(笑)
この展覧会は、九州国立博物館で開催中ですが、
これから静岡→大阪→東京へと巡回予定のようです。
(大阪と東京の具体的な開催期間については、
インターネットであれこれ探してみましたが、未だ公表されていないようです。)
※ 展覧会 『契丹 美しき3人のプリンセス』
・ 九州国立博物館 2011年 9月27日(火)~11月27日(日)
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s25.html
・ 静岡県立美術館 2011年 12月17日(土)~2012年3月4日(日)
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/20...
・ 大阪市立美術館
http://www.osaka-art-museum.jp/
・ 東京藝術大学大学美術館
http://www.geidai.ac.jp/museum/
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