「親の代から引き継いだ病だぜっ」と言い放っても良いでしょう。
古本ハンティング。
不治の病・・・ でも、抱えているのがうれしくもある病です。
新刊本の並ぶ本屋さんとも、図書館とも違う空気が流れていて
「知らなかった本」「手に入れ損なっていた本」
「チェックしようと思っていたのに忘れていた本」などなどが、
目の前にポッといきなり出現する、あの快感!(笑)
全国チェーンの古本屋とは違う、個人経営で
ラインナップが好きな店を見つけておくのも大事です。
(少なくなりました。 こういう店は。)
自分の中で一つルールを決めているのですが、それは
絶版になっている貴重な本の‘お買い得’だったとしても、
あまりにも傷みが激しいものや、書き込みが多くあるものは
あきらめる、ということです。
先日は、80年代にアメリカの女性が自費出版したという
マクロビを基にした食生活の本(の翻訳版)や、
本屋で見たことも無かったエッセイ集を拾ってきました。
このように、内容よりも装丁に惹かれて
つい連れ帰ってしまうものもあります・・・。
最近の本には無い粋な仕事。
渋いカーキがかったグレイの布張り風の
表紙に、タイトルの金文字なんて!