日本では『カッチーニのアヴェ・マリア』として知られている曲(歌)が、
大河ドラマで使われておりますな。
春に一度、「あれ?気のせいかな」 と思ったのでしたが、
先日また流れたので、「ああ、やっぱり」と。
誰かが亡くなる場面に、「ああ、無常・・・」という思いとともに使われる感じ。
(大河そのものを全部見ているわけではないので、チェックも甘いんですが・・・)
あれだけ、時代考証にこだわっていると伝えられている今年の大河ドラマが
イタリアかソ連かの作曲家の作品をひっぱってきて、ポイッと挿入することを
許している、という事実のほうに、気を惹かれてしまいました。
(音楽でなら、より自由な発想が可能(自然)だったのか、はたまた音楽を
担当しておられる作曲家の吉松隆さんの主張が通ったのか、わかりませんが・・・)
吉松さんは、私もこれまでラジオや文章で何度もチェックしていた人で、
当代の気になる音楽家たちのために生み出された作品群は、どれも興味深いです。
「凡人にはわけがわからない、一見(聴)崇高な作品」を目指していないところが好き。
『平清盛』のオリジナル・サウンドトラックも好評のようですね。
吉松さんは、メディアに顔までさらされるようになってしまわれました。 大河の功罪?
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