「あのおしゃれな人は、どんな靴を持っているのか、はいているのか」
という雑誌の企画には文字通り弱くて、ついついチェックしてしまいます。
こんな紹介ばっかり200人分くらい集めた本が出たら良いのになー。
1人あたり10足紹介するとして、2,000足の靴が並ぶ計算。
あ、続編、続々編も欲しいねっ!(笑)
だいたい、靴が好きな人にはお洒落な人が多い、というのは
本当なんじゃないでしょうか。 周辺を観察してそう思います。
身体の一部になるものなので、骨格や筋肉・脂肪のつき方、
歩き方の癖、好みやTPO、美意識などなど、さまざまな角度から
アプローチすることができ、ま、一般庶民はお財布と相談しながら
にはなりますが、選択・購買・メンテナンスは、少なくとも私をはじめ
一部の者たちにとっては、無常の喜びに繋がるのであります。
冬の始まりを前に、毎年気になるのはブーツのことですが
実は私はほとんど持っていません。
脚が太いため、ロング丈のは(入らないかもしれないから)試着がそもそも嫌、
入ったとしてもあんまり似合わない気がする(店の人は「カッコ良い。似合う」
とお決まりのように言うけれど、真実は異なる気がする)し、
ショート丈のでも、「足型にぴったり合ってどこも痛くなく、しかも
クラシックな形で、べらぼうに重くはないのにナヨナヨせず、がっちりしている」
というのに出会わないからです。
北国に住む知人たちは、会うたびにいろいろ「その人らしい」ブーツをはいていて
それを目にするたびに、「やっぱり良いよなぁ。 あきらめずに探してみよう」と
思い直します。
北国仕様の冬の靴は、底の作りもがっちり厚めで、刻みが深く、滑りにくく
できている、つまり機能性が高いところも魅力。
ちょうど男性用のワークブーツみたいに力強く足元を守るイメージです。
せめて、足首が隠れるレースアップ(編み上げ)式のくらいは持ちたいところ。
流行を追う人たちからすると、チェックするのが遅いくらいなのでしょうが
風がいよいよ冷たくなる今頃が、あれこれ見て歩くには楽しいと思います。
ピンとくるものに出会えなくても、見るのも試着も楽しいと思います。
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