20年前に刊行された某料理家の本を
古本屋で見つけて買いました。
すこぶる保存状態が良く、読者カードや
(当時の)新刊本案内しおりもそのまま
入っていました。 (それなのになんと105円!)
この新刊本案内を開いてみると・・・
既に亡くなっている作家の本、最近話題に上らない作家や
(当時の)有名人の本、あっという間に話題のピークが
過ぎてしまった内容の本がほとんど全部であることに気づきます。
「本は生鮮食料品と同じだ」と言った人がいました。
それはそれで一理あり、そういう類も歓迎されるべきだと思いますが
一方で、耐久性のある作品ももっと欲しい、というのが、
欲張りで能天気な一(いち)読者の願いです。
紙の本でも、電子本でも、どちらの場合にも。
そういえば、最近になって、料理本のジャンルでも
復刻版がいくつか・・・。