クリスマス直前のデンマークの街を歩いてきました。
以前から、一度この時期にゆっくりがんがん歩きたいと
考えていたのです。 特別なことは何もしませんが。
写真、題して 「かさじぞう」デンマーク版。(笑)
ぜひクリック⇒拡大してご覧ください。
いつもよりも人通りの多いメインストリート、営業時間を延長している店、
一年に一度の大掛かりな買物や、この時期だけの料理を楽しむ人たち・・・
何よりも、人々の気分が高揚しているのを肌で感じることができたのが
収穫だったのかもしれません。
コペンハーゲン近郊でも、今月に入ってすぐ、気温が-15℃近くまで
下がる日もあったようですが、私が歩き回った週は0℃前後まで
緩んでいる日がほとんど。 雪が雨に変わる日もあり、
コートについているフードではカバーできずに、珍しく傘を使いました。
北欧の冬を過ごしてから、しばらくブランクが空いていたので
身体の中でその感覚を一つずつ呼び戻し、徐々にエンジンをかけていきました。
「あーそうか・・・ こんな感じだったよな・・・ 寒さというより「痛さ」に近いよな・・・
戸外と室内それぞれに対応しやすい重ね着をしておかないと・・・
夕方4時過ぎには日没だよな・・・ 石畳に雪の残った道は、
やっぱり慣れないと歩きにくい・・・ 」などと、ね。
食べるものは、油分の多いリッチでクリーミーなもの、シナモンやクローブなど、
独特の香りを放ちつつ、身体を温めてくれるスパイス類を、やはり身体が呼ぶ感じ。
クリスマス特有の伝統料理も、この身体の要求にそったものだな、と改めて思います。
現地の劇場リポートを含む報告記事を、来年1月末に発行予定の専門誌に出します。
近い将来、もう少し難しい別分野のインタビューなども手がけ、量的にまとまったものも
書きたいと考えています。
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