フィギュアスケーター、高橋大輔さん。
次第に正気を失ってゆく道化・カニオの
心をえぐり出して見せる演技。
叫び声が聞こえてくるようです。
踊りで物語ることができる数少ない競技者。
オペラ 『道化師』(I Pagliacci)の「衣裳をつけろ」を競技に持ってくるなんて。
そういえば、高橋さんは、前回のオリンピックでは、映画 『道』(La Strada)を
取り上げていたのでした。 いやはや、この人、ダンサーの道を選んでいたら
現役としての寿命がもっと長かったのかもしれないな、と思ったりしています。
今シーズン、あと何回競技で披露するかわかりませんが、未だの方はぜひ一度。
写真は、神戸新聞の記事から拝借しました。
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