数日前、某テレビ番組に出演していた「おしゃれ番長」のR女子が、
「(がんばってお洒落してきたつもりの男性芸人に向かって)
季節を意識したお洒落をするのなら、まず素材。
その服、色は濃いけれど、所詮夏素材の綿でしょ?
秋になったら、やっぱりウールのニットとかを着ないと」と指南していました。
ちなみに、ご自分は化繊の服をお召しになっていたようでした。
笑いをとる性格の番組のようでしたし、
女史の主張にもたしかに一理あるのかもしれませんが・・・
9月も半ばにさしかかっても、まだまだ気温・湿度ともに高い日もある土地も
多い日本では、「綿は不正解」と切り捨ててしまうことこそ、
もはや地球温暖化の時代からずれているのではないか、と思います。
つまり、「夏素材の秋色」というのも、私は不正解ではないと思うんですよ。
秋冬にむく素材の服を、季節を先取りして身に着けたい人は、
そのためにどんなに暑い思いをしても、冷房をがんがん使う野暮は避ける、
という心意気を持ち続ける覚悟も必要なのでは。
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