モスクワ発、木田真理子さんの「日本人初受賞」
のニュースに沸く日本のマスコミ・・・。
暗いニュースが多い中で、バレエの話題は
ローザンヌ賞とともに、気持ちの良い意味で一般の注目も集めている
ようです。 明るい話題、日本人であることを誇らしいと思えるような
話題に、飢えていることもあると思います。
「大変権威のある賞」だとあちこちで報道されていますが、
「ブノワとは何か」というのは、ほとんど説明がありませんねぇ。 不思議。
ロシア・バレエが世界に打って出る原動力になった富豪・ディアギレフの
仲間で、美術家、舞台監督でもあったアレクサンドル・ブノワ氏の名前を
冠した賞だ、ということです。 賞の創設は、1992年。 比較的新しいですね。
私は、木田さんの受賞を通じて、スウェーデンの誇る振付家、マッツ・エック
の作品が、これからもっともっと日本で紹介されるようになって欲しいと
願っているところです。
今回の受賞も、彼のこの作品無くしてはあり得なかったでしょう。
ヨーロッパでは絶大な人気を誇りますが、日本では好みが割れているようで。
まずは、木田さん主演の『ジュリエットとロミオ』を鑑賞したいな、と。
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