二歳くらいのちっちゃな男の子が、お母さんに手を引かれて
歩いて来ました。
お腹の前に、何やら黄色と水色のポシェットのようなものが見えます。
皮ひもを斜め掛けにしていて、ぷくぷくの手で時々触っているようです。
近づいて行くにつれて、その黄色いものは、ちっちゃなふなっしーだと
わかりました。 あのね、「ふなっしーのポシェット」じゃなくて、
「ちっちゃいけど本物と同じふなっしー」でした。
縫いぐるみに細い皮ひもを手で縫い付け、斜め掛けにできるように
(たぶん自宅で)工夫しているもの。 物を入れて運びたいわけじゃなくて、
ふなっしーを連れて歩きたい→ふなっしーと一緒にお出かけしたい
というわけでしょう。
小さい人たちのために妙にデフォルメされていないマスコット類のほうが
小さい人たち自身も好きなのかも・・・。
ほら、おもちゃの電話には見向きもせず、本物の電話を欲しがった記憶、
たくさんの人にあるでしょう?
灰色に沈みがちな人ごみの中で、ふなっしーは目立っていました。
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