「真の意味で質の高い商品なのかどうかについてなんて、
はっきり言わせてもらえばどうでも良いんだよ、
おおかたの人間にとって。ストーリーやブランド名に
惑わされない人は、この国にはとても少ないと思う」と知人が。
確かにねえ。 覚悟を決めた買い物をする人、そして、それを
ずっと好きでい続ける→使い続ける人って少ないですね。
「そこそこ見栄えが良くて、そこそこ洒落て見えるもの」ってのが
この国では次々に売り出されて常にあふれ、その流れは止まらないですしね。
本当においしいのか、本当に安全なのか、本当に質が高いのか、
などなどについて、深く考えることを既に放棄した人もいるし、
「ただただしばらくの間、夢を見られるだけで良い」と割り切って
お金を惜しまない人もいますが、自分自身はどうだろうな、と
改めて思ったのでした。
私は、少なくとも「目新しいものを次々に使い散らかす人間」では
ないつもりですが、そんな新しい情報も物質も、襲うように次々に
身辺にまとわりついてきて、時には切り捨てきれないこともあります。
「かたくなではない覚悟」が要ります。
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