昨(15)日、出先から回り道をして、
京都で公開されている鳥獣人物戯画を観に
寄りました。「4時間待ちです」と入り口で
警告されましたが、実際は外で2時間40分、
館内の戯画のケース手前で30分ほど待ちました。
で、肝心の戯画のガラスケースの前では、「立ち止まらずに、
間を空けずにご鑑賞ください!」と注意し続ける係員の
大声のすぐ横で、あっという間に観終わってしまいました。
文字通りあっという間の3分間鑑賞。 平日は少しはマシなのかしら・・・。
外で待っている間に左胸を抑えてうずくまってしまわれた
年輩の方、その後大丈夫だったでしょうか。
すぐに医務の専門家が対応している様子は、遠目からは
まったく確認できませんでした。
一つ間違えると恐ろしいことになりそうで怖いことです。
「大好評」「大盛況」なのでしょうが、こういうのが
「真の大成功」なのかどうか疑問も感じたのでした。
本物を間近に観た、という記憶が、この後の自分の人生に
どう生きてくるのか、この点には興味があります。
が、これからどれだけ先まで体力他の諸条件が揃って、
長蛇の列に並ぶことができるのかどうか、
ちょっぴり自信も無くなっている今日この頃です。
これからこの展覧会のために並ぶ覚悟でお出かけの方には
好天時には日よけ・日焼け対策、風が冷たい時には防寒対策
(庭に設置されている自動販売機では、熱い飲み物は
売り切れていて入手できません。)、食料などについても
ご準備されることをお勧めします。
そして、その日には、「錦秋の京都」を鑑賞する暇は
あんまり残っていないものと覚悟しましょう。
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