以前からずっと「いつの日か行ってみたい」と
思っていた「ノリタケの森」(名古屋市)を
ついに見学させていただく機会に恵まれました。
オールド・ノリタケの実物が系統立ててずらりと
並べられていて圧巻! 地震対策は万全・・・?
私は有田からそう遠くない土地で育ったので、どうしても東インド会社や
有田・伊万里が珍重されたヨーロッパとのエピソードや歴史のほうに
親しみが強かったわけですが、ノリタケは、明治初期に文明開化の音が
聞こえると、アメリカへ果敢に打って出た、ということだったのですね。
知らなかったエピソードでした。
手仕事の細やかさ、特に、イッチン盛りと呼ばれるペイントの技法は、
「あぁ、日本人って、本当に手先が器用で細かい神経が働くのね」と、
なんだか勝手に誇りに感じてしまうほど素晴らしいのでした。
これからも、「どんなもんだいっ!」と胸を張れるような、とんでもなく
細密なテーブルウェアを創り出して、海外へたくさん出して欲しいな、
と、勝手に思ってしまいました。 高額でも購入する人がいるのでは。
敷地内には、ホテル・レストラン等で使用する業務用まで揃った大きな
ショップやカフェもあるのですが、ここの食器でコース料理を出して
いただけるようなレストランがあればもっと素晴らしいのに、と、
さらに欲が出てしまった次第・・・。
今回の訪問を助けてくださった友人Aさんに、心からの感謝を。
※ ノリタケの森 クラフトセンター
(ミュージアムでは写真撮影が許可されていないので、
HPからどうぞその様子や作品をご覧ください。)
http://www.noritake.co.jp/mori/
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