小椋佳さん(作詞者本人です)の歌唱で聴いたことがあったのですが、
この歌は、最近になって布施さんバージョンで聴いて
こちらがより私の好みに沿っているかな、と思いました。 ジンときた!
未だ聴いていない方、ぜひこちらからどうぞ。4分半で泣けます。
ともすると、寂寥感の感じられる歌詞に、ロマンチシズム、というか、
艶のある声と確実な歌唱が、光の温かみを加えてくれる印象。
今はね、酷なものはあんまり見たり聴いたりしたくない人が多いご時世。
ホッと包み込んでくれるようなものに飢えている人が多いんですもの。
音程をとるのがとても難しい曲ですが、この時期、あちこちで
歌われているようです。
きっと長く愛される曲になる、あるいは、これからもいろいろな
歌手に歌い継がれることになるのでは。 そうなって欲しいと思います。
コンピューターで継ぎ接ぎするのが当たり前なレコーディングにより、
特別に音程が正確で声も抜群に良く、ライブで魅了することができる
底力のある歌手は、その存在価値が低くなっている気もします。
本当に美しいものを聴き、耳を洗いたいと思います。
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