最新作『ドミトリーともきんす』、チェックしました?
寡作で知られている高野文子さん、どんな人なのかな、と
ずっと思っていたら、偶然にNHKラジオ 『すっぴん』に
出演されているのに気づき、チャーミングなお人柄の一端に
初めて触れることができました。 声も話し方もチャーミング。
次のようなお話が心に残ったので、以下に。
(録音からの書きおこしではありません。
「ほぼそのような内容」だ、ということでお読みください。)
「温度、湿度も描けたらいいな、と思いながら
絵を描いています」
「絵が上手になりたいと思っているお子さんたちには、
外で遊んで自分の身体でいろいろなことを感じて、と
アドヴァイスしたい」
「わからないな、と思っている(思った)ことが
(次の)作品を生むことに繋がっています」
私は、個人的には、『るきさん』のような、普通の人の普通の生活を
そのまま淡々と描いた(ように見える)作品がもっと読みたいと
思って待っていますが、ご本人の考えておられる方向は、
それとは少し異なるのかな、とお話を聴くなかで感じました。
5月末まで練馬区の牧野富太郎記念館で開催されている
『ともきんす』関連の展覧会も、ゆっくり観たいなあ、と思っています。
(詳細は、上記『ともきんす』の特設サイトからもチェックできます。)
ところで・・・牧野富太郎氏の若い頃の写真、トテモカッコイイデス!
なんか、「植物通のおじいさん」というイメージが拭えないのですが
始めっからおじいさんじゃなかったわけだ・・・当たり前だけど。
コメント