年配のご夫婦が阿吽の呼吸で営むカフェ。
夫:真っ白いポロシャツ、妻:真っ白い襟なしブラウス。
共にアイロンがぴっしりかかっています。
二階がこじんまりしたギャラリーです。
こういうお店は、巨大チェーン店に押され、
今は本当に少なくなりました。
暑さにノックアウトされそうな昼下がり、
丁寧に淹れてくださったアイスコーヒーが
私の背筋をピューンと伸ばしてくれたように感じました。
懐かしいアメリカのスタンダードナンバーが
邪魔にならないボリュウムで流れています。
ふと、ブームに乗ったような形でカフェを開いた
若い人たちの未来はどんなものなのかなあ、と思いました。
「長く続いて味が出る」というところまで行きついたら素敵。
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