「濃口」の次に濃いのは当然「たまり」
だと思っている方もおられるのでは。
これは「再仕込み」と言って、
その間くらいに位置するものです。
通常は醤油を作る際に用いる塩水の代わりに、
生醤油を使うところからこの名が。
「濃口」よりやや塩分が少なくて、香りがふくよか。
仕上がりに美しい色が期待できる醤油。刺身醤油としても使います。
全国生産量の1%しか無いのだそうです。
ミツル醤油醸造元(福岡県糸島市)のこの小瓶(100ml)は、
お使い物~贈答用~使い慣れていない方のお試し用にもお薦めです。
ミツルさんは伊勢丹他でも取り上げられている家族経営のメーカー。
先月お仕事でご一緒した料理関係者からお教えいただきました。
※ 参考資料:『栄養と料理』2015年1月号
柳原一成氏、柳原尚之氏(金茶流)の監修記事より
「白」 愛知県碧南地方で生まれた 食塩相当量 14.2g/100g
「薄口」 関西中心に製造・使用 食塩相当量 16.0g/100g
「濃口」 醤油生産量の84%を占める 食塩相当量 14.5g/100g
「再仕込み」中国地方~北部九州 食塩相当量 12.4g/100g
「たまり」 主に愛知、岐阜、三重県 食塩相当量 13.0g/100g
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