読み返した『奇跡 -ミラクル-』
(2013年7月初版)。
その中に、ちょうど今
気になっている文言が。
「何がなくていいか、それが、人生の
たぶんすべてだと。それは本当だった。
不要なものを捨てる。人生はそれだけである。
最初に「いつかは」という期限を捨てる。
それから「ねばならない」という言い草を
捨てる。今日という一日がのこる。
その一日を、せめて僅かな心遣りをもって、
生きられたら、それで十分なのだと思う。」
[徒然草と白アスパラガス]より
文中の太字は私がつけたものです。
晩年、どんどん心の奥まで澄んでいかれたご様子も
こうして振り返ると見えてくるようです。
この週末、ばたばたと身の回りを掃除しながら、
物理的なことではなく、心のほうの整理のことを
何度も考えさせられています。
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