『澪つくしシリーズ』が終わって気が抜けていた
人は皆喜んでいることでしょう。 私もその一人。
(また半年に一冊のペースなのでしょうか・・・)
発売から一か月遅れで本屋へ買いに行ったら、
たまたま「未だサイン本が残っていますよ」と。
でも、いただいたのは4刷目だったんですよね。
こういうのって、初刷りだけじゃないのか・・・と学習。
「あぁ、雲の上の人じゃないんだ」と、一瞬は感じることができましたが
「新刊本を購入して、列に並んで、一言二言お話もさせていただいて」
という作業が何もないままに、サイン本だけ手元に来てしまうと
なんだか妙な気分も少しだけするのでした。
この人の描く主人公は、自分からではなく、素養や人徳の高さを
見出して伸ばしてくれる人が必ずいる、ということがお約束、
なんですかね・・・。 それは、今の世の中では、たくさんの人が
待ち望んでいる夢なのかもしれません。 もはや、夢なのかも・・・。
※ 『あきない正傳 金と銀 源流篇』 高田郁・著
角川時代小説文庫 2016年2月初版 580円+税
ISBN978-4-7584-3981-7
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