Fantastic performance came from Denmark!
デンマークから来日中のパフォーマンス。
大柄で、目玉が零れ落ちんばかりに大きな
クラウスさんが空色の衣裳に身を包んで登場。
特定の言語を使わない、特定の宗教を指さない
ファンタジックでユニークな「天地創造」です。
登場するのは、このクラウスさん一人きり。
最初に、暗がりの中で、星（のようなもの）がまたたき、
原子か星かわからないようなものが、ススッとカーブを
描きながら目の前を通ってゆくところから始まり、
木々が育ち、動植物が声を上げ・・・と、‘世界’が
広がりを見せてゆきます。
「暗いよ～、怖いよ～」とつぶやいていた小さい人たちも
徐々にクラウスさんの世界に引き込まれ、笑い声を上げたり
「あっち（舞台装置の中）へ入りたい」と言って親を困らせたり
していました。 赤ちゃんもいましたよ。
要所で「ううーっ」と声を上げて立派に参加。（笑）
私の隣りに座っていた若いお父さんは、幼稚園年少さんくらいの
年齢の男の子と一緒に観ていました。
お父さんは「素敵だったねぇ。本当に素敵だったねぇ」と
つぶやきながら、息子さんと手をつないで帰っていきました。
小さい人たちの反応も含めてのパフォーマンスの成立なのかな、
とも思います。このような性格の、少人数でも各地に‘出前’できる
詩的な作品を、日本でももっと支援して生み出せたら素敵ですね。
（紹介している写真は、16日終演後に撮らせていただいたセットの様子）
※ 『はじまりのはじまり』を含む座・高円寺の企画詳細はこちら↓↓↓から
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1518
※ クラウスさんのチームの公式サイトはこちら↓↓↓から
http://www.deroedeheste.dk/
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熱心なファンが増えている高田郁（たかだ・かおる）さんの作品の中で、唯一、男性が主人公。他の作品と同様、爽やかな涙を誘い、すっきりした読後感をもたらす、という意味では同じ魅力を持っている。大火に何度も襲われる大阪の街が、その度に逞しく復興する様子を、2011年3月の大災害と重ね合わせて再読した。堀井 和子: アァルトの椅子とジャムティー
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