昨秋に続き、単発の雑穀料理講習を受けました。
「はー、こんな使い方は一人じゃ思いつかない」というメニューが
出てくるので、定期的には無理でも、時々は良いなあ、と思っています。
さて、この先生なのですが、とってもサバサバした性格の飾らない女性で、
そういうところもしっかりメニューに出ますね。
終始「少々具の割合が変わっても、まったくOKです」という姿勢なので
アレンジもしやすいし、「教室」という圧迫感がありません。
先生は、旬の野菜を生で食べましょう、とたびたびおっしゃいます。
白い蕪(四等分)や白菜(手でちぎるだけ!それも芯まで!)を
雑穀を混ぜた手作りのドレッシングで和えていただくだけ、
というメニューを試食させてもらいました。
(もちろん、彩りを考えて、他の野菜も合わせておられたのですが、
主役は蕪や白菜だった、という意味ですよ。)
好みもありましょうが、私はこういう‘バリバリした感覚’を
自分の作る普段の食事の中でも、ずっと失いたくないなあ、
と考えました。
バリバリッと手でちぎるだけで完結する料理法。
咀嚼する際に、バリバリッと豪快でフレッシュな音がする一皿。
案外、ちまちまっと手をかけているつもりで、失っているものも
あるなあ、ずっとそれだけじゃ駄目だ、と意識をリセットしました。
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