通りを向こうからゆっくりゆっくり歩いてきた男性。
おそらく80歳を越えておられたと思います。
ゆっくり立ち止まり、しゃがもうとされましたので
具合でも悪くなられたのか、と心配しながら近づきました。
・・・しゃがんで・・・そこに落ちていたゴミを拾い、
またゆっくり時間をかけて立ち上がり、前を向き直し、
私の脇を通り越してゆかれました。
年配の人たちから教えられることにはキリがありませんが、
これはスゴイ・・・。 私は、自分の身体が思うように
動かなくなっても、杖に頼って歩くようになっても、
果たして公共の道路でゴミを拾うことができるでしょうか。
今でさえ、そこまでできているか、と問われれば、
答えにつまる人間でしかないなあ、と、しんみりしました。
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