「発売日を月曜日に設定するのはやめて!」
と思っていました。 何故なら、その晩、
週の冒頭にもかかわらず、夜更かしするから。
でも、結局そうなってしまったのでした。
お帰りなさい、澪ちゃん!
10巻でめでたく完結した物語のその後談。
4年後のエピソード集です。
誰も皆、元気そうで良かったなー。
音楽会の後、鳴り止まない拍手にこたえて
アンコールの曲を演奏されることが
最近は「お約束」になっているようですが、
このアンコールを連想してしまった次第。
書籍シリーズの場合は「お約束」ではないけれど・・・
完結から4年も時間が空いてしまった後のアンコールへのお応え。
熱が上がったままで突入するものとは、‘何か’が違うのでした。
時宜、という言葉を思います。
それから、主人公が、4年の間、ずっと「あること」に
思い至らなかった、という設定には、無理があるな、とも・・・。
何故なら、その人は、たいそう聡い女性だからです。
これ以上書くと、ネタバレに近いことになるので、この辺で。
※ 『花だより』(みをつくし料理帖 特別巻)
高田 郁・著 角川春樹事務所 600円+税
2018年9月初版
ISBN978-4-75844197-1
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