「棄民」という言葉。 Typhoon Faxai

千葉を中心に甚大な被害をもたらした台風15号。
停電や断水他、被害はむしろ拡大しているような
印象がありますが、すぐ隣りの東京では、マスコミももう
あまり詳しいレポートを発信していないような印象があります。

これが自分と自分の家族だったら、幾日ももちこたえることが可能だろうか、
いや、たぶん心身に何らかの問題が起こっているだろうなあ、と想像しながら
何かできることは無いのか、と心を痛めるばかりです。

たまたま、民放テレビのニュース番組で、「棄民」という言葉を
当てはめているのを耳にしました。痛む心にさらにヒビが入るような
強い強い言葉です。 天変地異が多く発生することによって、
自治体や国の救助の遅れ、手薄い救済が、私たち一般人には
当たり前のことになってしまっている、そのことを悔しく哀しく思います。