桜が好天と高温のせいでぐんぐん開いている、と
報道されたので、あわててお気に入りの(桜を観ることができる)
カフェを目指して散歩してみました。閉じこもると足も弱るし。
本当の「花見の人出」はもっともっとひどいのかもしれませんが
大きな公園では、予想以上に大勢の人たちがシートを広げて
ご飯やお酒を楽しんでいるのが遠くから見えて驚きました。
警備員も、もう諦めているのか、声もかけていないようでした。
これだけ自粛要請が出ていても、人の群れが減らないことの意味を
つらつら考えてしまいます。
人は、目に見えない脅威の心配はなかなかできないものですし、
強制力の無い上からの‘要請’や‘要望’には、真摯に向き合うことが
これまたなかなかできません。
今回のウイルスの広がりが深刻になっている国は「海の向こうの
遠いところ」だという認識なのでしょうか。
この国の中にも、思いがけない打撃を受けて普段の生活に支障が
出ている人たちもおられるというのに、私も含めて、我々の
心の中では、何かが抜け落ちているような気がしてしまいます。
マスクが入手しづらい状況も手伝っているのか、気温が上がって
暑いと感じるからか、使っていない人たちが徐々に増えてきました。
‘命令’でなければ群れは動きません。
あるいは、その先に‘処罰’が、それも厳しいものが見え隠れ
しないと、動きません。 それはなんだか淋しいことだと思います。
・・・そして、目指したカフェは・・・なんと、コロナの影響で
休業していたのでした! がっかり。がっくり。
今週のうちに、もう一度行くことはできるでしょうか、ね。
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