最近またお籠りがちになっているので
無理矢理に自分を散歩に引きずり出しました。
徒歩で片道1時間かかる隣町へ。
コロナ騒ぎが始まってから初めてでしたが
随分閉店したところも見受けられました。
お目当ての秋のお菓子が入手できなかったので、予定を変更して
以前に何度か雑誌で見かけていたレトロなパン屋さんへGO。
かれこれ50年も続いているとか。
コッペパンを使ったおかずパン(各種あり)が有名らしいのですが
あえてのカレーパンとメロンパンを買ってみました。
おじいさん自ら、製造も袋詰めもお勘定も!
袋詰めは・・・一枚のビニール袋に、一緒に
カレーパンとメロンパンを放り込んだだけ!
「別々にやり直してください」とは言い出せず、
急いで帰宅し二つを引き離しましたが、後の祭り。
メロンパンにカレーパンの油と香りが・・・。
でも、ま、怒りはわいてはこず、「昭和なパン屋さんはこんな感じで、
地元民の空腹を気軽に満たす役割を充分に果たしていたのだなあ」と
心に何やら温かいものが満ちてゆきました。
(これを若者の店員にやられたら、腹が立ったのかしらね。)
今回いただいた以外のパンも優しい味に違いないし、これを機に
他の商品も食べておかなくては、と思います。
今は、食品関係の店は、ある日突然消えてしまいがちですし、
このお店はそれでなくても後継者がおられないようですから。
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