生前は、自分が心身ともに幼かったこともあり、
「狐狸庵先生」、つまり「おもしろおじさん」
としてしか主に認識がなかった遠藤先生の、あの
『沈黙』に関する創作秘話を、居住まいを正して。
『沈黙』というタイトルが意に沿わなかったこと、
どのように取材や準備を進めていたかということ、
その材料と創作とのブレンド加減、人となりetc。
今日は、神戸が大きく揺れて炎に包まれた日。
「神はいるのか」と、大勢の心が叫んだ日です。
※ 『沈黙の声』 遠藤周作・著
青志社 2017年11月初版 1,200円+税
ISBN978-4-86590-0055-2
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