ベストセラーが文庫に入ったのを機に
読んでみました。あちこちに出た書評を
先に読んでいたこともあり、あっという
間に読了。ホントに素敵に育っている息子さん。
言葉を選び取って発信するセンスも抜群ですね。
こういう類の本は、‘お母さんの自慢’にならないように舵取りするのが
案外難しいものだと思います。そして、蓋を開けてみて初めて
大勢に読まれるか、支持されるかどうかが判るのではないでしょうか。
合唱の指導で、イギリスの難しい学校教育をどうにかより良い方向へ
進めて行こうとする熱血先生ギャレス・マローンのTVドキュメンタリーを
思い出しました。有名シェフ、ジェイミー・オリバーの給食改善運動も、ね。
飛び抜けた才能や発想が、公立の学校に直接差し込まれる、という大手術、
日本ではまず実行されません・・・。(少し本題から逸れてしまいました。)
※ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレイディみかこ・著
新潮文庫 2021年7月初版(2019年6月 新潮社より刊行)
ISBN978-4-10-101752-5
コメント