本漆を使った金継ぎの教室に、いつかは
行ってみたいな、とずっと思ってはいても
今は定期的に通うことが難しいうえに、漆に
かぶれる心配もあるので、ずっとそのままに
なっていたのです。
簡易的に修繕を教えてくれるところが近くにあるのを
数年前から雑誌やネットの情報から見知っていました。
かぶれの心配のない、現代の事情に合わせた材料を使う、
一日体験教室(のような、単発の講習)に参加しました。
私のは、不器用極まりないので金継ぎとは似ても似つかず、
先生からは「そんなに縁がゲジゲジになっては駄目」と
言われて、「ただの修繕」になってしまいましたが、
日々使っている器、思い出も詰まっている器を、また
普通に使えるようになるやり方を教えていただき、
本当に良かったな、と思いました。練習もしなくては・・・。
画像は、修繕したものを持ち帰る際に、その部分を保護した
様子です。2~3日かけて乾かしたら、また使い始めます。
電子レンジにはかけない方が良い、とのことですが、その点は
私はまったく不自由は感じないので、大丈夫。
でもね、やっぱり、欠けさせない、割らないのが、一番です。
何でもできるだけ大切に扱おう、と、また気持ちを新たにしたところ。
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