Calvina's Corner

ソンドハイムさん・・・。Mr. Stephen Joshua Sondheim

作詞も作曲も手掛けたブロードウェイの奇才、ソンドハイム氏が、
今月26日に亡くなりました。
名画『ウエスト・サイド・ストーリー』の作詞も、この人によるものです。

もう少しで、スピルバーグのリメイク版『ウエスト・サイド・ストーリー』が
世界中で公開されるところだったのに、残念無念・・・。
ご本人は、既にこれをご覧になっていた、ということではありますが、
むしろ、世界がどのようにこの新作を評価するのか、どのような反響があるかを
ご自分で見届けていただきたかったな、と思いました。

「興味なし。手の離れた子に関しては、もうとやかく言わないよ」と、
スッパリ切り捨てられるだけかもしれなかったのですが。

「この他にも、素晴らしい作品を、本当にありがとうございました、
唄の一節から、夢をたくさんいただき、想像の羽を伸ばし、
私の凡庸な生活に光が加わりました、」と心の中でつぶやいています。

チリコンカン風のスープ。 Chili con carne

　肉が主役で煮詰まったものも美味しいけれど
　具だくさんのスープとして食べようと、
　アレンジしてみました。タマネギとセロリを
　たくさん刻んで入れたので、野菜スープ寄りに
　なった感じですね。隠し味的に昆布もプラス。

いよいよ冷たい風が吹き始めました。
やっと、保温鍋を活躍させる時期が来ましたよ。
温かいスープや煮物・・・。去年は何から作ったかな。次は何を作ろうかな。

器の修繕・・・。Mending cracked pottery

　本漆を使った金継ぎの教室に、いつかは
　行ってみたいな、とずっと思ってはいても
　今は定期的に通うことが難しいうえに、漆に
　かぶれる心配もあるので、ずっとそのままに
　なっていたのです。

簡易的に修繕を教えてくれるところが近くにあるのを
数年前から雑誌やネットの情報から見知っていました。
かぶれの心配のない、現代の事情に合わせた材料を使う、
一日体験教室（のような、単発の講習）に参加しました。

私のは、不器用極まりないので金継ぎとは似ても似つかず、
先生からは「そんなに縁がゲジゲジになっては駄目」と
言われて、「ただの修繕」になってしまいましたが、
日々使っている器、思い出も詰まっている器を、また
普通に使えるようになるやり方を教えていただき、
本当に良かったな、と思いました。練習もしなくては・・・。

画像は、修繕したものを持ち帰る際に、その部分を保護した
様子です。２～３日かけて乾かしたら、また使い始めます。
電子レンジにはかけない方が良い、とのことですが、その点は
私はまったく不自由は感じないので、大丈夫。

でもね、やっぱり、欠けさせない、割らないのが、一番です。
何でもできるだけ大切に扱おう、と、また気持ちを新たにしたところ。

母と子へ。 Initials for mother and her child

　お世話になった方へ、何か気持ちを伝え
　たくて。でも、ご職業柄、特定のメーカーの
　商品は、あんまり使われないご様子・・・。
　思いたって、お子さんとお揃いで持って
　いただけるように、とイニシャルを入れて。

あくまでも、目立たないように、目立たないように。
小さいお菓子を包んで、薄羽風のリボンを結んでお渡し。

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（「だらちくラボ」とは・・・
「だらだらちくちく縫い物を楽しんで実験するプロジェクト」の略です。
不定期で実施中。）

白雪姫は齧ったらしい。 Red apple, Fuji

　齧っても、（私は 幸い）歯茎から血は出ないと思う
　のだけれど、齧らないでナイフで切ります。
　緑色と赤色の組み合わせは、本当にうまくできて
　いるな、この季節のベストだな、と感心します。
　命を清々しく感じさせるうえに、目を引くのね。

海外向けのデスクダイアリー。 EDO desk diary 2022

　週末や祝日を利用して、そろそろクリスマスの
　モチーフが使われている持ち物を取り出したり、
　海外向けのプレゼントの送り出し準備を開始。
　コロナ禍を機に、それまで続けていた定番の
　お使い物が、いくつも消えてしまいました。

たまたまコロナ禍が引き金になっただけで、実は
あれこれ無理を続けていたものが、ここで一気に止まったり
消えたりしているのかな、とも思います。残念ですけれど。

一方で、アドヴェント・カレンダーは、最近は随分、日本製のものも
出てきました。 楽しい習慣ですし、11月の販促にも貢献しそうなので
これからはもっと出てくるのでは、と予想します。

海外向けの郵便のルールも、ここにきて大きく変わっており、
「受け付けるが、遅延を了承する、という条件付きで」と
かならず‘但し書き’がくっついてきます。万事、過渡期の真っ只中。
ずーっと長い間、気にしているのに会えない人たちが、元気でいますように！

寂聴さん。 Jakucho Setouchi

東日本大震災の直後、現地の人たちを励ます寂聴さんの様子を
テレビで拝見したことを思い出します。
身体のお具合が良くない様子でしたが、それを押しての行動。
まさに「みんなの味方」（黒柳徹子さんの評）でした。

そこから10年も、みんなの先を行く希望の光を掲げ続けて
誰にも真似のできない一生を終えられたのでした。99歳！

　何か一冊でも作品を読みたいと思う一方で、
　重たい内容のものは、今はなんとも難しいなあ、
　と敬遠。なるべく軽そうなものを手に取りました。
　あの独特のお声と話しぶりが聞こえてきそうです。

※ 『老いを照らす』　瀬戸内寂聴 （2007年講演会記録）
　　朝日選書089　2008年1月初版　720円+税

皿の上の秋。 Petals of chrysanthemum on the plate

　きのこ。魚。甘くクリーミーな玉ネギのソース。
　濃いこげ茶色の背景に菊の花びらが浮かびあがり、
　控えめに添えられた紫色と呼応しています。
　友との久々の再会を祝ってくれているかのように。

グレーヘアの人。 Grizzled head

フェイクレザーのスニーカー、細身の綿パン、ともに黒色。
縦長の大きなナイロンリュックも黒色。
羽織っているのは、飾りのない綿のステンカラーコート。
カーキにグレージュを混ぜたような色でした。

後ろ姿が前方に見えて、それだけでは性別もわからず、
その人は、とても足が速かったのです。
（後ろから観る限り）おかっぱのような形に見えるグレーヘアが粋だなぁ、
シャンシャン元気だなぁ、と気になってしかたなく、結局駆け足で
追いかけてみることに。

傍まで追いついてみると、180㎝くらいの長身。男性でした。
髪型は・・・前髪は切らずに、長さだけ切り揃えて中ほどから
自然に分けたような感じ。
しっかりした黒縁の眼鏡もカッコ良かった！

藤田嗣治さんが今の時代に生きておられたら、どのような
恰好をなさったのかな、と、チラと思いを巡らせました。
リュックを背負って歩いたりなさったでしょうか・・・。

クマさんのハグ。 Animal Hug tape cutter

　動物の種類はいろいろあったのですが
　結局、黒クマを選びました。
　ファイバーでできています。

　テープの柄と合わない場合もあるけれど
　試しに使ってみたいと思ってゲット。

　　※一袋に２つ入っています。
　　他にいろいろな使い方もできるみたい。