「春以来、なんだか気分が冴えなくて上がらない。
悪者が出て来なくて、気分がホッとするような
素適なコミックでも知ってたら教えて欲しいよ」
と、コミックの仕事をしている友人にリクエスト
していました。
彼女が推薦してくれた作品の一つが、こちらでした。
波佐見焼の窯元が舞台で、私の知人もいる有田ともリンクがあり、
おまけに北欧・フィンランドの話もブレンドされていて、すぐに
引き込まれ・・・。
10巻で完結ですが、それが出たばかり。
私はわざと8巻までを楽しんでおいて、残り2巻を待っていました。
(9巻目にフィンランドの様子が出てくるのがわかっていたこともあり、
お楽しみを先にとっておきたかったのです・・・)
どうもねぇ、今は、あっさりと優しい‘おとぎ話’しか
スルスルと頭に入って来なくなっているみたいです、私。
いつも自分の傍らに置いて使っている器の一つ一つに
対しても、たとえそれらが型を用いて作られたものでも、
絵柄がプリントであったとしても、あらためてそれぞれに
作り手がいる(いた)ということを思い起こして、もっと
大事に扱おう、と思わせてもくれました。
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