Calvina's Corner

古いイニシャル図案。 Old patterns

　青空色の麻の大判ハンカチにイニシャルを刺繍。
　図書館で見つけた刺繍の本に載っていた古い図案集の
　写真（図案そのものではなく単純な本の紹介写真）を
　拡大コピーし、それをさらに拡大コピー。
　なんとかマス目を数えるのに成功しました。

古めかしくてやや不思議なかたち、しかも小ぶりなのが、私には好都合。

（こんな熱心さが幼い頃に勉学に向けられれば、
私の人生は今とは大きく異なるものになっていたのかも・・・）

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（「だらちくラボ」とは・・・
「だらだらちくちく縫い物を楽しんで実験するプロジェクト」の略です。
不定期で実施中。） 

ウニッコの縦長トート。 Unikko's tote

　マリメッコのウニッコ柄とは、つかず離れず。
　みんなとお揃いにはなりたくないので、自分で
　端切れをショルダートートに仕立ててみました。
　（このくらいの単純なのなら自分でできるもん。）
　大きな柄が切れてわかりづらいところがお気に入り。



本体（表）に使ったピンク系の布が本体だけの分でなくなり、
紐の分が足りなくなり・・・
裏地と紐は、文字どおりの切れ端を集めて継いでみました。
シロウトだからね、もう二度とおんなじものは作れませんぜ。

概して、インテリア用布は肉厚で重いことが多くて、何でも簡単に作ることは
（シロウトには）難しいこともある一方で、ライセンスものなのか、布地の
糸も織りもあまくて、せっかくの色柄が生かせていない例もあると思います。
洗濯すると（特に使い始めは）色落ちがひどい場合もあります。

質が高く、‘中肉’程度の幅広布が開発されたら良いな、そうすれば、
ホームソーイングの可能性も広がるだろうになあ、と、願っています。

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ジーンズに黒い虫・・・。 Black insects

　昨年の服の買物の中で、３本の指に入る掘り出し。
　古着屋さんの男物コーナーで売れ残っていました。

　生地はやや薄手で柔らかく、黒糸で虫の刺繍を
　たくさん施してあります。 黒い虫がゾワゾワ・・・。（笑）
　刺繍の弱っているところは自分でちくちく直しました。


冬の間は下にタイツを履いて愛用。 これからは、素足にフラットシューズで。

年寄り世代には不評・・・というか、「穴があいた箇所を
黒糸で修繕したのかなーと思った」と言われたりしています。
こんなにたくさんあちこちに穴があいてるわけないじゃないのっ！

ポッケに花を。 Cross stitch

　伯母の誕生日。
　女らしい服はあまり着たがらないので
　メンズの麻シャツを安く買ってきて
　少しだけ刺繍を入れてプレゼント。
　散歩や庭仕事の際の‘はおり’に。

「袖をまくってカーディガンみたいにラフにはおってね」と
よくよく言って聞かせたけれど・・・ 大丈夫でしょうか。
年配の人って、妙にきっちり着ようとして玉砕しがちだから。（笑）

ぬくぬくキューピー。 Neck warmer

　グラデーションの素敵なネックウォーマー。
　このカワイコチャン専用に編んであげたそうな。
　まだまだ風が冷たいからね。

虹色ストライプ！ Rainbow striped muffler

　マフラーはボーダーのほうが編みやすいけれど
　目を200以上たてて、ストライプにしてみました。
　以前から１本は欲しいな、と思っていた虹色系。
　2013年1月9日にアップした「福袋」が、
　こんな風に変身。 世界に一つだけのいびつさ。

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手づくりのシーツ。 Jacquard weave

　夏の終わりに見つけたジャガード織のハギレ。
　耳はそのままにして、両端だけ処理しました。
　（家で使うものは、たいてい耳を残したまま。）

　ハギレと言ってもどっしりヘビー級です。
　それに、巾が160cmもありました。
　どうしても試しに使ってみたくて。

日本の夏には、麻やゴザや新涼感素材の敷布などのほうが
向いているのかな、ということで、秋の到来を待っていた次第。
普通のシーツとして使ってみるかな。 いや、ソファを包み込もうかな。

テーブルクロス？ 撥水加工をしていない白綿布は
家では使いづらいから、シーツが良いかな、と思って。
手づくりのシーツは、布の端を縫うだけで簡単だし、
織りや柄で遊んでみることもできるので楽しいんですよ。

小さく切るのなら、何に向いているでしょうね・・・。
でも、未だ切らないよっ！

写真にちらと写っている花柄のは、20年ほど前に海外で見つけた
ローラアシュレイのハギレを、やはり自分でシーツにしたものです。
何度も水をくぐって、今では柔らかくなりました。

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お礼にハンカチ。 Small gift

　お世話になった人たちのイニシャルを入れて。

　ちょっとくらい曲がりくねっても、
　「ま、いいや、愛嬌、愛嬌」と自分で刺繍。

インド綿のサンプル布で・・・ Indian cotton

　まったくの偶然に、インド綿の服を置いている
　店の隅っこで、用済みのサンプル布を発見しました。
　これは「葉っぱのモチーフ＋更紗模様」の色違い。
　各１ｍほどありました。 ６枚で100円。
　芸術家でなくても、創作意欲がかき立てられますな。

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昔の中国刺繍ブラウス。 Chinese embroidery

　近所の小さな個人経営スーパー（もどき）に
　「倒産した会社の商品でした」と、とんでもない安価で
　中国刺繍のブラウスが山積みされていました。
　すべて、目の細かい麻布に手刺繍を施したもの。
　袖と肩と身ごろのダーツを全部ほどいて縫い直しました。

これって・・・ 刺繍のところを切り取って、ナフキンか小袋を
作るだけでも、元は充分に取れるんじゃないでしょうか。

「倒産」という言葉には心が痛むし、売価（いったい、いくらだと思います？）はどのように
決められているのかな、という疑問もあるのですが、入手したものは大事に使います。
中国が急速に経済成長をし始める前の‘手刺繍もの’は、そろそろ消えてしまうことでしょう。