こりゃぁ、ほとんど駄菓子に近いかも。
口当たりは柔らかく、優しい印象。
味や組み合わせにはいろいろ種類あり。
これは、デンマーク・エメリース(emmerys)というパン屋のもの。
薄めでかぶりつきやすく、スポンジ生地にスパイスがきいていて、
フィリングはマジパンみたいにもっちりしています。
「これに何故こんなに(特別上等とも思えない)チョコを分厚く被せるかなー」と
個人的にはなんか納得いかない感じ。 食べ慣れるとおいしく感じるのかな。
emmerysは、全商品がオーガニック。
ボコボコに固い黒パンなんかがおいしいだろうなあ、と思うけれど、
旅の最中だと、サンドイッチやお菓子を少しだけしか試せません。 残念。
スニッテンは「(大きく作って)切り分ける菓子」の意らしくて
ドイツ語のシュニッテン(Schnitten)と同じもののようです。
デンマーク語の辞書によれば「オープンサンド」のことをさす場合もあるみたい。
切り分けているとはいえ、どれもたいていデッカイ(と私は感じる)ので、
1個が(私の場合)おやつの2~3回分になります。
無造作にワックスペーパー(のようなもの)に包んでもらって買う
食べ物って、日本に何かあったかな・・・。
気候の事情で衛生法も違うから、日本ではやっぱり難しいのかな。
あ、それから、日本ではこの「スニッテン」「シュニッテン」という単語は
より広義に解釈されて、お菓子のネーミングの際に重宝されているようです。
見慣れた普通のパンやケーキに、この名を冠してあるのも見かけますから。